Fluxus
Fluxusとは、1950〜1960年に欧米で活躍した前衛芸術家グループの名称。
ラテン語で「流れる、変化する、下剤をかける」などの意味。
ネオダダ、ポップアートと並び60年代を代表する芸術運動で、
フルクサスの活動は、音楽、詩、美術、映像、パフォーマンス等、
さまざまなジャンルで日常をアートに転換するその考え方は、
現在もアートシーンに大きな影響を与えています。
現代音楽家のジョン・ケージ(John Cage. Current/1912〜1992)の影響を受けて作られ、
ニューヨークや欧米を中心に各地で日常空間の中に、
非日常的なハプニングを起こすような前衛的活動を行ったとされています。
フルクサス(Fluxus)の創始者として知られるアメリカの現代美術家、
ジョージ・マチューナス(1931年11月8日 – 1978年5月9日)。
1962年に西ドイツのヴィースバーデン市立美術館で
「フルクサス国際現代音楽祭」を企画したのが
フルクサスの始まりとされています。
現在も様々なアーティストや芸術家などがその意志を引継ぎ活動しています。
日本でも今年4月に東京都現代美術館開館20周年記念事業の第一弾として、
フルクサスのオリジナルメンバーによる
「フルクサス・イン・ジャパン2014」が開催されました。
今後の活動も楽しみにしています。