アイロン vs ホットカーラー
最近、お客様に質問されるのがアイロンとホットカーラーの
ダメージの違い。
昨今ではどこでも手軽にストレートアイロンやカールアイロンを
購入出来ます。が、、、
僕たちもストレートパーマ(縮毛矯正) やセット、撮影などで
使用する事もありますが、アイロンの場合はプロでも
注意が必要で、 毎日使用するのは正直オススメ出来ません。
これは僕個人的な意見ですので、アイロンをオススメしている
美容師さんには申し訳ございませんが、個人の意見ということで(笑)。
ストレート&カールアイロン共に必ず説明書に
設定可能温度80~200°や、10段階切り替え(60~220°)など
温度が表示されています。
ご自宅でお使いの方は、一度確認してみてください。
まず注意点として 、アイロン前はしっかりドライヤーで 乾かしましょう。
蒸発熱でヤケドしたり、髪内部のタンパク質損傷の恐れがあるからです。
そして可能な限り温度設定は低めで使用する事。
80度と表示されていても所詮機械ですのでそれ以上の可能性もあります。
80度のお湯に浸かれないのと一緒で 、低いといっても相当熱いです。
ちなみに120度のアイロンを同じ場所に20秒以上あてた場合
髪内部のタンパク質は熱変性をおこし、元の状態には戻らないと言われています。
ゆで卵が生卵に戻らないのと一緒です。
ここまで書くとアイロンメーカーの方々に怒られそうですが(笑)。
とにかく高温で同じ場所に使用しない事や、使用する前に髪を保護する
トリートメントや整髪料を使用するなど注意が必要なのです。
個人的にホットカーラーをオススメしていたのは、上記のリスクが少ないのと手で持てるので安心して毎日使用出来る点です。とはいっても60~80度ぐらいはあるので カラー毛やダメージ毛の方は10秒程度で形がつきますので巻きっぱなしはやめましょう。形がついたら手のひらにカールを乗せドライヤーの冷風でしっかり冷やせばかなり持ちます(+セットスプレーなど)。
どちらも間違った使い方をしない為に、気軽に相談してください。